朝方の下落はメンテ前のポジション調整か
昨日のビットコイン(BTC)相場は目立った材料が無い中、上値の重い展開となった。先週末にクラリダFRB副議長が米利下げの可能性に言及した事もあり99万円近辺まで上昇後、87万円台まで急落したBTC相場だが、SECヘスター議員の発言もあり半値戻しとなる93万円を上抜けると95万円台まで値を上げた。
フェイスブックがトークン発行に向けCFTCと対話を始めているとの報も好感されたが、日米欧の銀行が新たな電子決済を目指すとの報はXRPなどの上値を重くした(XRPはその後一時上昇する)。
目立った材料が無い中、93万円を割り込むとテクニカル的にやや重い形となり90万円台まで急落したが、米10年債金利が急落するとBTCは反発。
その後、GAFAに対する反トラスト捜査懸念などもありBTCも値を下げるも、米債金利が再び低下した事もあり90万円でサポートされたが、BitMEXのメンテナンスを前のポジション調整もあって88万円まで急落している。
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