早朝にビットコインが急落しました。
90万円を明確に割り込み、85〜86万円前後で推移しております。
中長期的には上方向を目指していると考えておりますが、相場とは意地悪なもので、ところどころ市場参加者をふるい落とてから上昇していきます。
その前触れとしては、緩やかな上昇トレンドから次第に値動きが荒くなり、天井圏では乱高下を繰り返します。その後は、登ってきた道を一定の割合戻すのがつきものです。今回もその類の可能性が出てきました。
5月は相場が大きく上昇しましたが、6月はちょっと休憩かもしれません。
では、チャートを見ていきましょう。
日足チャート分析
まずは日足チャートです。
直近の安値が引けるポイントは73〜74万円です。
ここまでは下値の余地を残していると考えており、これからヘッドアンドショルダーや上昇チャネルレンジを形成していくのではないかと個人的には考えております。
出所:GMOコイン
その証拠にRCI26も下方向に向き始めているのです。現在の価格水準ならば、明日からRCI52も少しずつ下方向に向き始めるでしょう。RCIが3本とも同じ方向に向いた場合、逆張りは厳禁です。
しばらく押し目買いは様子見、または短期的に戻り売りトレードが良さそうです。
時間軸を少し下げて8時間足チャートをみましょう。
出所:GMOコイン
ローソク足が一目均衡表の雲の中に突入しました。雲の先端も間もなくねじれそうです。
RCIはすでに3本とも下方向に向いており、他のテクニカル指標でも下落トレンド開始のサインが散見されはじめました。
やはり戻り売り戦略のほうが良さそうですね。
短期的なトレード目線では、ターゲットを80万円割れに定めて87万5000円近辺を背に(緑色のライン)売りたいと思います。
もし80〜82万円を割り込んだ場合、90万円台で買っている投資家の投げ売りで急落が起きるかもしれません。そうなった場合は、75〜76万円付近では買いで入りたいと考えております。
しばらくは、その付近までの押し目を待つつもりで戻り売りを中心とした短期トレードをしたいと考えております。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。