前回の予想(ビットコイン相場分析(2017/6/13))では、31万円から27万円台の下落を予想したところ、27万円は素通りされ25万円まで下落しました。
正直、ここまで大きく下落するのは予想外だったため、週末のリバウンドを半分も取ることができませんでした。
ボラティリティ(値動きの大きさ)が激しいビットコインでは、欲張らずに『ひと相場の半分くらい取れたら良いな』と考えていた方が良さそうです。
さて、本日のビットコインは昨晩の安値から1万円以上上昇しました。
これには『給料日にビットコインを買う』という現象が起きているのではないかと推測できます。
4月以降のチャートを見てみましょう。
ご覧の通り、給料日はビットコインの価格が上昇しています。
5月25日に至っては、『ボーナスの支給日でビットコインが大きく買われたのでは?』という観測もあるようです。
たしかに、この日は朝の9時から大きく上昇が加速しました。そして、筆者はこの日に大きく下落すると踏んで、自己最高のビットコイン売りを仕掛けたにも関わらず、秒速でロスカットされる残念な目に遭いました。
さて、この給料日のビットコイン買いが本当にあるのであれば、今後しばらくは毎月19日の夜に買いポジションを取り、20日の午前中に売却するという売買戦略が可能となります。
7月は民間企業のボーナスも支給されますので、給料動向とビットコイン相場を照らし合わせてみてはいかがでしょうか。