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ビットコインのバブル超えからみる仮想通貨の変化

筆者: JWマイニング

2018年までの仮想通貨市場は非常に変化が激しく、ビットコインの価格が高騰したと思えば暴落をすることで多くの企業やツールが多大な影響を受けるなど、まさに激動の時代でした。

そして、令和元年を迎えた今でも、仮想通貨市場は活発に変化を続けていますが、少しずつ仮想通貨を取り巻く環境に変化が起こり始めているようです。

それは一体どのような変化なのか、順を追って解説していきます。

ビットコインのトランザクションが2017年のバブル期超え

2019年4月にビットコインのトランザクション数が、約366万トランザクションに達したことが分かりました。これは2017年12月にビットコインが急騰した時におけるピーク時の約360万トランザクションを超える数字です。

しかし、ここで着目すべきなのはトランザクション数の大きさではありません。注目したいのは、ビットコインが投機的な立場から、実用化への移行を進めているということです。

ビットコインが投機フェーズから非投機フェーズへと移行

2017年のバブル期を超えるトランザクション数が意味することは、ビットコインが送金や決済の利用手段として普及してきていることを示しているといえます。このような動きの背景には、ビットコイン自体の価格上昇の他にも、ビットコインを利用した決済や送金サービス、レンディングサービスなどといったプロダクトの増加と、ベネズエラやトルコといったインフレが進む地域を中心として、投機よりも実利用の需要が高まっていることなどが要因として考えられます。

また、仮想通貨関連企業のGenesis社のCEOが「運転資金や送金などといった目的にビットコインが利用される傾向にある」と述べていることからも、ビットコインは投機フェーズから非投機フェーズへ、着実に移行しているといえるでしょう。

また、このような変化において特に注目したいのは、トランザクション数がバブル期水準まで増加している一方で、取引手数料が減少していることです。

ビットコインの取引手数料減少はバブル脱却のサイン

ビットコインのトランザクション数がバブル期を超えた一方で、取引手数料はバブル期の80%未満に収まっているといいます。トランザクション数が増加しているにもかかわらず、ここまで低い取引手数料に収まっている背景として、ブロックチェーン上に記録されている取引データサイズの圧縮法の1つであるSegwitの普及とバブルからの脱却、つまり投機筋の投資家による送金需要からは脱却していることを表していると考えられます。

実際に、2017年はビットコインの価格が高騰しており、ビットコインを利用した短期投資やアービトラージなどを目的とした投機筋の投資家が集まることで、取引手数料が高騰していました。ちなみにアービトラージとは、取引所間での価格差を利用して利益を得る方法で、ボラリティの高さによるリスクを最小限に抑えることができることから、投機筋の投資家が好んで利用する取引方法の1つです。

しかし、今回のトランザクション数の増加と取引手数料の減少の関係を考えると、投機筋の投資家との関連は薄い可能性があります。また、2017年時点ではSegwitの普及率は10%程度に留まっていましたが、2019年4月頃には普及率が40%にまで上昇しました。

これにより、ビットコインの処理が以前よりスムーズになったことに加え、取引手数料も従来の半分から3分の2程にまで抑えられるようになったといわれています。手数料減少の要因は他にも考えられますが、いずれにせよビットコインを取り巻く環境はより健全な形となって、私達の生活に普及してきていると考えて良いのではないでしょうか?

マイナーは利益を得られる仮想通貨を探す必要がある

ここまで述べたように、ビットコインが健全な形で私達の生活に普及してきていると考えられる一方で、マイナーはビットコインより利益を得ることができる仮想通貨を探すことも視野に入れた方がいいかもしれません。ビットコインが健全な形で生活に普及してきているということは、それ相応の規制ができてくることで投機筋の投資家だけでなく、マイナーに対する監視の目も厳しくなってくる可能性があります。

また、ビットコイン自体も実利用に伴って在り方を変化させてきているので、マイニング方法がこれまで通り通用するかどうかの保証もありません。

以上のことから、マイナーは設備や電気代などの経費の削減での利益確保だけでなく、仮想通貨から得る利益そのものについても見直す時期が迫っているのかもしれません。

これに対する有効な対策として、特定の仮想通貨でのマイニングにこだわらない方法を採用することが挙げられます。例えば、JWマイニングのAIマイニングのように、その時に最も利益が見込める仮想通貨を見つけ出してマイニングを行うなどといったことです。これ以外にも対策は様々なものがあると思いますが、ここで筆者がいいたいのは、単にもっと利益が見込める仮想通を見つけようということではありません。仮想通貨は変化し続け、ついに投機フェーズから非投機フェーズに移行をしてきています。そして今後も、どんどんその姿を変えていくことが予想されます。マイナーもその変化に合わせて、自身の在り方を変化させていく必要があると思います。

 

<本記事ご協力>

JWマイニングファーム国内自社ビル運営 JWマイニング株式会社

JWマイニング株式会社

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JWマイニング

JWマイニング

マイニングに新旋風!太陽光発電と新電力で高利回り実現! JWマイニング株式会社は、環境分野で豊富な実績を有する和上ホールディングスグループによって設立。 手軽にマイニング事業に参加出来る環境を国内自社ビルにてご提供。今後も有益な情報コンテンツを発信していきます。

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