今週のビットコインは、週前半は下落に転じたものの、106万円では底堅く、ここから反発。現在は、週の高値付近で推移しています
日本の株式市場の寄り付きと引け時間にはチョッピ―な値動きになりがちですが、時間軸を長くした場合、底値固めをしているような値動きに見えます。
現在は1時間足レベルで一旦の反発を見せるような動きをし、もう一度日足レベルのレジスタンスライン（114万円付近）を目指していくのではないでしょうか。
◇ビットコイン（BTC/JPY）日足チャート
下がっても下髭となりやすいことから、安いところでは拾いたいと考える人が多い展開になってるようです。ディセンディングトライアングルから上へのブレイクするシナリオが濃くなってきたのかもしれません。
ディセンディングトライアングルは基本的に下へブレイクする可能性が高いのですが、レジスタンスラインにぶつかる回数が増えれば増えるほど、上方向にブレイクする可能性は高まります。
前回も書きましたが、ブレイクした際には30万円程度の大きな値動きが発生してもおかしくないでしょう。
4時間足チャート分析
三角保ち合い相場のなかで、レジスタンスへトライする動きを見せています。
これを見ると、多くの個人投資家が上抜けを想定しているのではないでしょうか。
ただ、レジスタンスラインに近づくと、狙ったかのようにレバレッジ取引で巨額の売りが入り下落するという動きが続いています。そうなると、価格がレジスタンス付近に近づいた際には、ビットメックスの値動きを注視する必要がありそうです。
中期目線としては、三角保ち合い継続すると想定しており、ここからは下目線です。
日足のレジスタンスライン（114万円付近）で売り、下限(103万円付近)での利食いを狙っていきます。
もし、明確に上方向へブレイクした場合は長期的な買いポジションをつくる予定です。
1時間足チャート分析
1時間足レベルでは、下降ウェッジをつくりながら上にブレイクし、現在は下値を切り上げています。ここでもまたオシレーターのダイバージェンスと下降ウェッジの形が組み合わさっていたため、個人的に売りポジションを利益確定しドテン買いを行ったところです。
ファンダメンタルズ無関係で唐突に動くビットコインですが、このパターンはよく発生しダマシも少ないため、素直に乗って良いと思っています。
短期的な売買戦略も、日足のレジスタンスライン付近まで買っていきます。明確に突破するまでは、この三角持ち合いの中でトレンドラインを引きながら順張りトレードを行う予定です。
【売買戦略まとめ】
- ●レジスタンスライン：114万円付近
- ●サポートライン：103万円付近
- ●三角持ち合いの中でレンジトレード
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
