FOMCに反応できず
昨日のビットコイン(BTC)相場は横ばい推移。アルトコインの動きが活発化する中、BTCは動意の薄い展開が続いている。
MONA coinの急騰から始まりBCHやETHも大きく上昇、XRPがこれに続くなか、底堅い推移を見せていたBTC相場だが、ブラックストーンCEOがブロックチェーン企業には投資するがBTCにはしないとした事や独財相がリブラの様な並行通貨は受け入れないとしたことも有り上値を重くした。
さらに最有力と目されるヴァンエック(VanEck)分のETF申請を同社が取り下げたこともあり、じりじりと値を下げた。
しかしビットメックス(BitMEX)のアーサー・ヘイズCEOが2日前から始まった米短期市場での流動性ひっ迫とFEDの大量資金供給を指し、QE4が近い、BTC2万ドル乗せに備えよとコメント、短期市場の混乱もあり若干上下するも切り返した。
FOMCでは予想通り25bpの利下げとなったが、その評価を巡って各市場まちまちな動きを見せる中、BTC相場は反応しきれず消化不良な状態が続いている。
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