ビットコインは先週三角保ちあいを下にブレイクした後に、下落トレンドに入る動きとなっています。
方向感の定まらない相場が続いていたため、やっとトレンドが発生してくれるかといった気持ちです。
ですが、恐らくはこの後も数日は横ばいな動きがまた続くんだろうなとも思っています。その理由を含め、動きのパターンごとに売買戦略の考察をしていきたいと思います。
4時間足チャート分析
4時間足では、対米ドルチャートが見やすかったのでこちらを参考にしていきます。7770ドル付近(84万円)での水平線が中期的な安値圏でサポートラインとして機能しています。
現在、10月1日〜7日の動きに対して再び三角保ち合いを形成するような値動きを見せています。このサポートラインはまだ下抜けずに反発し、下降トレンドラインを上抜けするのではないかと予想しています。
そのため、今後の数日はトレンドラインとの戦いが起こり、値動きは小さいものになるのではないかと考えています。
30分足チャート分析
今日のビットコインの値動きを考察し、今後の動き方のパターンに対しての立ち回り方、売買戦略を考えていきます。
まず、先週下抜けた三角保ちあいの後に88万2000円のゾーンで下げ止まりを見せました。
このゾーンがサポートラインからレジスタンスラインに奇麗に転換していたようで、このゾーンを上抜けることができずに下落する展開となっています。
◇ビットコイン(BTC/JPY)30分足チャート
このパターンは下落トレンドの中でよく見られるもので、サポートラインがレジスタンスラインに転換するリバーサルを狙うトレードは、リスクを抑えてトレンドの波に乗るのが理想的なものだと思います。
そして、17日からサポートになっていた直近安値の86万4000円のゾーンでも同じ動きをするのではないかと想定しています。そのため、週末は86万4000円ゾーンからの売りを狙い、84万円付近の水平線で利益確定するような戦略を取りたいと思っています。
今回の動きは15分足の赤色のトレンドラインを明確に割った後、リターンムーブを見せてから下落していたため、取りやすい動きだったのではないかと思います。
トレンドが発生していない難しい動きよりも、こういう分かりやすいパターンが発生した時に相場に参加していきたいですね。
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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