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秋から冬にかけてビットコインの底値が固まる可能性

筆者: JWマイニング

2019年9月はビットコインの急落が急落したことによる巻き添えを受けたのか、アルトコインも大きく値が崩れる展開となりました。これまでの期間はアメリカと中国の報復関税のように世界経済に大きな影響を与える動きがあったうえに、香港デモの過激化によるマネー逃避先としてビットコインが選ばれるなど、ビットコインの価格が急騰する要因がありました。かと思えば、アメリカの利下げやビットコインを利用した先物プラットフォームのBakkt(バックト)の不発、ハッシュレートの大幅ダウンなどといった要因を受けて、ビットコインが急落するという忙しい時期でもありました。

10月下旬に入ってからビットコインの価格は再び上向いている状況ですが、これまでの流れをみてみると、9月の買いはフライングだったのではないかという声があります。

そんなことを後から言われても困るという方もいらっしゃるかもしれませんが、暗号資産を扱う限りは今後もこのようなことが起こる可能性は十分に考えられます。なぜフライングをしたかといったことや、秋から冬にかけて底値が固まる可能性、ハッシュレートが大きく低下した後の今後の展望などについて考察していきます。

9月の買いはフライングだったのか

9月までのビットコイン市場はFOMCによる利下げや香港情勢、Bakktのローンチなど買いを判断する材料が多かった状態であり、本格的に相場が回復していくのはアメリカの祝日であるレイバーデイ明けだろうという見方がありました。確かに、レイバーデイ明けの週の9月6日には価格が116万円台まで上がりましたが、その後は思うように跳ね上がることはなく、FOMCとBakktという大きめのイベントの後に急落しました。

これは、先に述べた買い材料で相場が上抜けすることを狙っていたロングポジションを、かなり多くの投資家が解消したことで急落する要因となったといわれています。

以上のことから、多くの投資家は今のビットコインに関する規制やセキュリティ関連の環境が、機関投資家や様々な企業が参入できる基準に達しているかなどといったことよりも、買い材料となる情報に期待し過ぎたために、フライングして買いのタイミングを間違えたのではないかと考えられます。

秋から冬に底値が固まる可能性

相場が急落すると、すぐにさらに大きく暴落していくといったことや、ビットコインの価値がゼロになる可能性があるなど極端な意見をいう人が出てきますが、今回は買いのタイミングを間違えたものの、年末までに持ち直すという見方や、12月には最高値を更新するかもしれないなどの見方を捨てる必要はないといえます。実際に、10月末には80万円台から100万円付近まで持ち直す結果となっています。

また、ビットコインが資産としての地位を確立し始めていることを考えると、何かよほどの要因がなければ無価値になる可能性は低いと考えられます。

ただ、今は反発しただけで流れがまた下降トレンドの方に向かう可能性もありますが、12月までの秋冬の間に急伸相場が来る可能性が高いと見る動きが活発になるならば、底値が固まる可能性はあると推測できます。

ちなみに、ドル円相場は円高になる時の方がボラティリティが上がりやすいクセがあるといわれており、それに対してビットコイン相場はBTC高になった方がボラティリティが上がりやすいクセがあるようです。

こういったビットコイン相場のクセや、半年ごとに急騰と急落を繰り返し、底値から急騰してピークを迎えるとそこから半年ほどかけて前回のピークを更新していく傾向からも、秋冬あたりで底を打つ可能性があります。

ハッシュレートの低下と今後の展望

9月のビットコインの急落は、FOMCやBakktのローンチなどといった買い材料が期待したほど上がらなかったために、多くの投資家達がこぞってロングポジションを解消したなどの要因が挙げられますが、その引き金を引いたのはハッシュレートの急低下だという意見があります。

先に挙げたような買い材料が不発となった失望感や不満から、マイニングをやめるマイナーが出たことを要因に挙げている人もおり、確かに一時的な価格変動の要因にはなったかもしれませんが、ビットコインの価値そのものに直結するものではなかったと考えることができます。

というのも、暗号資産の企業であるBLOCKCAINによると3割以上、Coin Danceでは4割以上のハッシュレートの急落が観察されてはいましたが、実はこれは1ヵ月ほど前の水準に戻っただけだといわれているからです。夏場の電力供給や新型のASICなどによってハッシュパワーが急騰し、過去最高値を更新していたものの、そのハッシュレートが落ちて少し前の水準に戻ったというわけです。

現在、ハッシュレートは回復傾向にあり、急落の時期には大洪水などによる電力供給への影響も特に見受けられなかったことからも、ハッシュレートの急落は一過性のものであって、ビットコインの価値と強く連動したものではないように見えます。

以上のことからマイニングに関しては、今後の動きを悲観してマイニングをやめてしまう必要はないように感じられます。

 

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