筆者のようなFXトレーダーの参入も多い仮想通貨市場。
日本では、FX取引のように2Way priceの取引方式である販売所方式のレバレッジ取引が人気となっています。FXのように仮想通貨取引をできることから、GMOコインでは「仮想通貨FX」というサービスもあります。
さて、FXと言えば主な取引コストはスプレッドとなります。そのため、スプレッドが狭いFX会社が人気となっており、2019年10月には主要FX会社がドル円のスプレッドを0.3銭から0.2銭へと縮小させました。
仮想通貨ではどうでしょうか。
主要仮想通貨取引所で、販売所方式のレバレッジ取引を行っている会社は以下の4社です。
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
・DeCurret(ディーカレット)
・TAOTAO
みんなの仮想通貨の「レバレッジ取引のページ」を見ると、GMOコインのスプレッドが狭いようです。ビットコインからリップル、イーサリアムなどのアルトコインまで圧倒的に狭くなっているようですね。
でも、これは相場が平時の時といえるでしょう。
コロナショックで乱高下しているときにスプレッドは大きく開いていたり、約定遅延や拒否も発生するかもしれません。
そこで、相場が大きく動いている際のこれらの取引所のスプレッドが表示されている画面のスクリーンショットを撮ってみました。
少し見づらいですが、左上からディーカレット、TAOTAO、GMOコイン。右手がDMM Bitcoinとなります。
これを見ると、やはりGMOコインが全ての仮想通貨で狭いスプレッドを提示しています。なお、ディーカレットのビットコインは固定スプレッドとなっていました。
この10分程度後にもスクリーンショットを撮りました。
ディーカレット、TAOTAOのスプレッドはほとんど変わっていません。DMM Bitcoinはビットコインのスプレッドがやや広がりました。
GMOコインは、ビットコインのスプレッドが291円に縮小したものの、ビットコインキャッシュが60円から80円に、リップルが0.08円から0.1円に拡大しています。
それでも、やはり狭いスプレッドを提示しています。
GMOグループには、FXの取引高7年連続世界トップを誇るGMOクリック証券があります。GMOコインもそのノウハウを生かして運営されているため、狭いスプレッドが提示されているのではないでしょうか?
単純にスプレッドだけを見ると、販売所方式のレバレッジ取引ではGMOコインとなりますが、同社が提供するスマホアプリもスピード注文に便利なチャート分析など定評があります。
先日、月間取引金額がレバレッジ4倍以降で最高値を記録したというプレスリリースを出していたこともあり、GMOコインの人気がさらに高まりそうですね。