ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

ビットコインに関するよくある質問について大学生がざっくりと解説

筆者: サエグサケイト

仮想通貨(暗号資産)、ビットコインを始めたばかり、もしくは始めてみようと考えている初心者の方々にとって、最初のハードルとなってしまうのが「ビットコインとは何なのか」、「仮想通貨とビットコインは何が違うのか」「どの仮想通貨をどうやって選んで売買すれば良いのか」、「ハッキングなどが印象にあるけれど安全なのか」などたくさんの疑問が出てきてしまうところだと思います。

筆者も仮想通貨の取引を始める前には、仕組みがよく分からずに困惑しました。そのため、この記事ではビットコインについてよくある質問を分かりやすく噛み砕いて解説していきます。

これを読めば、仮想通貨についてざっくりと理解できるようになるかと思います。

仮想通貨とは?ビットコインとは?

みなさんが普段使っているお金は、主に日本円だと思います。日本円は日本の日本銀行によって発行されている決済手段です。同じように米ドルはアメリカの連邦銀行、英ポンドはイギリス中央銀行と当局に近い機関が発行管理しています。基本的に、その国の通貨は国の中でしか支払いに使う事はできず、他の通貨へと変えようとした場合、両替手数料がかかってしまいます。

しかし、仮想通貨は新しい決済システムとして登場したものであり、将来的にはどこの国でも支払いや送金に使えるようになることが期待されています。加えて、国家が破綻したり体制が変わった場合には、その通貨の価値が無くなる可能性もあります。第一次世界大戦後のドイツでは、ハイパーインフレが発生し、お金が紙くず同然となってしまいました。国家の発行するお金には信頼もありますが、そういったリスクのようなマイナスの面も存在します。

それに対して仮想通貨は、国家ではなくユーザーによって管理・監視されているため、非中央集権的なものと呼ばれています。そんな仮想通貨の中で最も有名なのがビットコインです。

もっと読む:【徹底解説】仮想通貨とは?初心者に分かりやすく説明

ビットコインを創設したのは誰?

ビットコインを創設したのはサトシ・ナカモトと呼ばれる人物で、その正体は明らかになっていません。2008年にサトシ・ナカモトによって暗号技術者専門のメーリングリストで、最初のビットコイン仕様とコンセプトの論文を発表されました。サトシは自分の身元を明かす事なく、2010年にプロジェクトを去り、その後は多くの開発者の手によってビットコインは開発、進化していきました。

もっと読む:誰がビットコインをつくったのか

ビットコインの仕組みとは?

ビットコインのネットワークでは「ブロックチェーン」というシステムを使用しています。その独自のネットワーク上で、正しい取引データを記録した1つの台帳を、みんなで同じものを持ち、みんなで確認する仕組みです。取引が記載された台帳をみんなが確認でき、一定量の取引をまとめてひとつのページのようなもの(ブロック)をつくり、過去の取引が記載された台帳にそれを繋げていきます。

そのため、国や1人の管理者によってビットコインは管理されているのではなく、世界中の多くの人々によって管理されています。取引の情報が第三者によって承認されているため、記録が正確に残ることになります。この取引の記録を鎖を繋げていくように記録していくのでブロックチェーンと呼ばれているわけです。そしてこの記録を行った人間には報酬が支払われます。これが、次に説明するマイニングという仕組みになっています。

もっと読む:ビットコインの仕組み

ビットコインを手に入れる方法は?

主に、「取引所でビットコインを購入する」、「ビットコインをサービスやお金と交換する」、「マイニングによってビットコインを手に入れる」といった方法があります。

最も簡単な方法としては、やはり取引所を通してビットコインを購入することになってくると思います。マイニングは、かなり難易度が高いものだと考えています。

もっと読む: ビットコインの買い方|手数料やスプレッドから最適な取引所を紹介

ビットコインは決済に使えるのかどうか

ビットコインの決済はまだ日本では完全に浸透していないですが、使える店舗も5万以上と増えてきています。支払い方法としては、各ユーザーのコンピューターやスマートフォンのビットコインを保存しているウォレットに、受取人アドレスと支払い額を記載し、送信する事で完了します。

ビットコインを使用するメリット・デメリット

大きなメリットとしては自由な決済が可能です。大きな額でも無制限に支払いが可能で、銀行が休みだったり、国際間であっても、送金が遅延したり手数料が増えることはありません。

次に扱う業者にとってもリスクが低いという点があります。ビットコインを使った取引は安全で、ブロックチェーンによって管理されているので、取り消すことができません。そのため、詐欺が起こらなかったり、クレジットカードが使用できないような市場でも使うことができます。

欠点としては、まだ普及が足りていない点ではないでしょうか。支払いに使えない店も多く、一般の人々の多くもビットコインの仕組みについて認知しておらず、怪しい、危ないとまで考えている人が多い状況です。

次に、ボラティリティと呼ばれる価格変動の大きさが挙げられます。現在のビットコインは約100万円程度ですが、10万円単位での価格変動が1カ月の間に発生する場合があります。そのため、保有しているだけで価値が下がってしまう可能性もあります。もちろんその逆で価値が急上昇していくこともありますが、これはデメリットのひとつだと考えられるでしょう。

理論的には市場が拡大していけば価格は安定していくはずなので、今後の発展に期待したいところです。

ビットコインはどのように作成されるのか?マイニングとは?

新しいビットコインは「マイニング」という方法で発行されます。ビットコインをマイニングする人達のことをマイナーと呼び、マイナーは専門的なハードウェアを使って取引を処理します。そしてその引き換えにビットコインを得るというシステムになっています。

ビットコインは、市場に流通する合計数が2100万枚で、発行が完全に中止されるまで、新しいビットコインの毎年の生成量は時間の経過と共に自動的に半減します。そのため、国家が無限に発行できる通貨と違って、発行される枚数が限定されているので価値を保ち続けることができます。

しかし、マイニングの競争は日々激化し、専門的な知識とハードウェアを使わなければ利益を上げることが難しくなってきました。そのため、マイニングでビットコインを得ることは難易度が高いと言えるでしょう。

もっと読む:マイニングに関するコラムが満載

ビットコインの価格はどうやって決まるのか?

ビットコインの価格は株式や為替などの金融商品と同じく、需要と供給によって決まります。買いたいと思う人が多ければ価格は上昇し、売りたいと考えられれば価格は下がります。直近では新型コロナウィルスの影響によって世界中の株価や通貨が下落した時には、ビットコインの価値も大きく下がっていました。

しかし、生成されるビットコインの数はあらかじめ決まっているため、供給は無限ではありません。需要が高まった場合、ビットコインの価値はさらに上がっていくことでしょう。これは金などの希少価値の高い商品と似ていて、ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれる理由のひとつともなっています。

トランザクションとは?

トランザクションとはビットコインの受け取り、受け渡しを承認するもので、簡単に言えば「取引」のことになります。前の持ち主から受け取ったビットコインを送り先のアドレスなどを含め、記録することを言います。

ビットコインのトランザクションにおいては、過去から現在まで一本のブロックチェーンに記載されていくため、存在しない取引やビットコインを送ることはできません。マイナーと呼ばれる人達がこの作業を行い、承認されることで取引が初めて完了します。そしてマイナーが報酬としてビットコインを受け取る仕組みです。

しかし、このトランザクションを行う際に自分で手数料を設定しておかなければ、なかなか取引は完了しない可能性もあります。このトランザクションに必要な手数料は常に変動しています。ネットワークが混雑している場合は手数料を多く設定しなければ送金が滞ってしまうのです。

セキュリティーは安全か?

ビットコインのセキュリティーは、ブロックチェーンによって管理されているためかなり安全だと言えるでしょう。問題になっているのは、ユーザー側や取引所の管理状態です。ビットコインなどの仮想通貨を保管する方法としてはホットウォレットとコールドウォレットという2種類の方法があります。

ホットウォレットとはインターネットに接続した状態で仮想通貨の操作を行うことができる保管方法であり、この方法だとハッキングの被害にあう可能性もあります。取引所や決済・送金アプリなど、リアルタイムで送金を行う必要があるサービスでは、仮想通貨の利便性を損ねないため、多くの場合一部をホットウォレットとして運用しています。コインチェックのハッキング事件ではホットウォレットに仮想通貨を保管していたため発生してしまいました。現在はさまざまな対策が用いられていますが、ハッキングなどを受ける可能性はゼロではありません。仮想通貨を購入する取引所を選ぶ際にはセキュリティー対策がしっかりとされているものを選ぶ必要があると思ります。

対してコールドウォレットでは、インターネットに接続されていない環境で保管するウォレットのことを指します。コールドウォレットに保管している限り、専用のデバイスを失くしてしまったり盗まれたりしない限りは問題ないと言えるでしょう。

Coincheck

一番簡単にビットコインを買える取引所

東証プライム マネックスグループの取引所。29の仮想通貨へ約500円から投資可能!アプリダウンロード累計415万
口座開設はこちら
GMOコイン

レバレッジ取引ならGMOコイン

投資初心者でも使いやすい取引アプリを提供。仮想通貨FXでアルトコインのレバレッジ取引も可能!
口座開設はこちら
bitbank

リップルの取引高国内トップのbitbank

人気のリップル、モナコインの取引所として個人投資家からの信頼が高く、セキュリティーも高評価!
口座開設はこちら

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

サエグサケイト

サエグサケイト

現役大学生FXトレーダー。2018年に仮想通貨に出会ったことから投資を始め、現在はFX・指数の中長期トレードをメインに行なっている。テクニカルとファンダメンタル分析を組み合わせた、大きな波に乗るトレードが得意。趣味は読書とラーメン屋巡り。

サエグサケイトの投稿

サエグサケイトの投稿一覧へ

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能