今週前半は中国にて、ICOの資金調達禁止、及び韓国でも厳しい規制が入ると報道が流れて暗号通貨市場は大きく下落しました。
全面安の平均20%前後の急落でしょうか。
その後、1日で半分ほど値を回復してきておりますが、市場が痛んでおりますので小動きとなりそうです。
米国のSEC(証券取引委員会)でもICOについての規制が厳しくなりつつある観測もあり、上値が重くなりそうです。
NEOという暗号通貨はこの中国市場で規制に抵触しており、モロ直撃というかたちで急落しました。
全体的に市場が買いに偏っていただけに、連帯責任のようなかたちで半壊したのではないでしょうか。
さて、今週後半のビットコイン戦略を書いておきます。
BTC円4時間足
出所:bitFlyer
45万円まで急落をしたものの、50万円まで回復をしました。戻りも強めです。
本来50万円はレジスタンスラインとして機能するポイントですが、ファーストトライで抜けてしまいました。
戻り売りが捕まっていた証拠でしょう。
ブレイク後もそこまで下落することなく50万円付近で1~2日留まることができれば、さらに上値を伸ばすようにも思えます。
まるで、前回50万円到達後に40万円を一瞬つけてから急回復したときの値動きと同じです。
そのパターンを当てはめるならば、このまま再びズルズルと上値を伸ばすこととなります。
目先55万円~60万円ではないでしょうか。
週末にかけて注目でしょう。
ETH円チャート分析
出所:BitPoint
続いてイーサリアム円です。
イーサリアムと言えばICOと連想がされやすいです。
もう少し下落するのかと思ったのですが、今のところ回復力は高めです。
ただし、韓国のICO規制が入ると、再び下落してしまうでしょう。
ここから上値はビットコインと比較すると重いのではないでしょうか。ETH世界一の取引高を誇る韓国ですから、その影響は大きいと思われます。
イーサリアムへの現物保有をしておりましたが、今回の件で全てポジションをスクエアにしました。
もう少し様子を見て、月日が経過したころから再度買い直ししたいと思います。まずは様子見で。
個人的な週後半の投資戦略は、ビットコイン円FX中心の短期トレードとなりそうです。
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。