フォビ・ジャパンで、新規取り扱いの仮想通貨(暗号資産)をユーザーが投票するという施策が注目を集めています。国内では、新規の取り扱いが難しく、2020年になりようやくBATにOMGと3ヶ月に1つは新しい仮想通貨がホワイトリストに入るという段階になっていました。
フォビ・ジャパンの投票アンケ―トにより、ホワイトリスト候補が出たことで、様々な思惑が出てきています。
投票対象の仮想通貨は全部で6つ。
・テゾス(XTZ)
・ネオ(NEO)
・アイオーエスティー(IOST)
・クオンタム(QTUM)
・オントロジー(ONT)
・エンジンコイン(ENJ)
ホワイトリスト入りしている仮想通貨は、コインチェックやDMM Bitcoinで取り扱いのあるクオンタムのみ。
時価総額10位以内のテゾスや、2017年にブームとなったネオ。ネオの兄弟分ともいえるオントロジーは期待値は高いでしょう。IOSTも提携企業が多く、eスポーツ分野への投資や分散型金融(DeFi)へ進出しています。
ただ、エンジンコインがなぜ入っているのは疑問視されている声も多い。昨年12月にマイクロソフトとの連携報道があったことが影響しているのかもしれません。
今のところ、投票初日からテゾスが圧倒的人気となっており、得票率は50%前後を誇ります。やはり時価総額の高い仮想通貨が人気のようで、このまま決まりそうですね。
◆新規取扱い暗号資産の上場に関する投票アンケート◆
— Huobi Japan Exchange (@HuobiJapan_Ex) July 22, 2020
\🎉現時点の結果🎉/
※7月22日15時時点$ENJ $IOST $NEO $ONT $QTUM $XTZ
ロケット上場させたいコインに投票しよう!@EnjinJP@IOSToken_jp@NEO_Blockchain@OntologyJP@qtum@TezosJapan
詳細https://t.co/4mjqw5YF3a#投票イベント pic.twitter.com/RO34S01Jg8
▼テゾス(XTZ)とは
フォークせずにアップグレードを行うことが可能で、スマートコントラクトの安全性をプロトコルレベルで高めるために形式検証を導入、Liquid Proof-of-Stake(LPoS)の採用など、複数の特色をもつブロックチェーン技術および仮想通貨です。
レバレッジが4倍から2倍へと引き下げられることから、新規の取り扱い仮想通貨はどんどん増えていってほしいですね。