昨日、ビットコインは年初来高値を更新し、132万円まで値を伸ばしました。
しかし、その後は中国、四川省で長引く大雨により洪水被害が発生していると報じられると、ブレーキが掛かりました。
中国でブロックチェーンメディアを運営するRed Li氏のツイートによると、洪水により破壊されたマイニングファームの様子が映し出されていました。
#btc mining farm devastated by recent flood in Sichuan and ASICs priced at 100CNY each as per the voice. pic.twitter.com/bJMPbR6IcE
— Red Li (@redtheminer) August 18, 2020
その影響か、ビットコインはハッシュレートは減少し、一時は110EH/sを切るまでに低下。
出所:coinwarz
しかし、2018年、そして昨年8月にも四川省で洪水が発生し、ビットコインが115万円から108円まで急落するという出来事がありました。
参考:ビットコイン急落!中国、四川省でマイナーが洪水被害か (2019/8/21)
それでも、マイニングの地域を変えないのは四川省の電気代の安さでしょう。
さて、7月末からビットコインは何度か急落してきましたが、翌日には反発に転じました。
ビットコインが急落した日:7月28日、8月2日、8月7日、8月11日
グレイスケールの預かり資金は拡大し続け、大手企業までもビットコインへの投資を表明しており、新規マネーの流入や買い遅れの投資家が相場を下支えしてきたと思われます。
しかし、ここへ来て昨日の安値を更新し124万円台まで値を下げる場面を見せました。100万円から大きく上昇してきたビットコインですが、自然災害には勝てないのかもしれません。