11月16日から、再び強い上昇を見せていたビットコインは、今日も上昇し年初来高値を更新。午後1時過ぎには、192万円を超える動きなり、2017年1月7日以来の高値をマークしました。ツイッタートレンドのテクノロジーカテゴリでも、2万件以上のツイートが確認されていました。
しかし、その後は東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の493人だったことが報道されると、日経平均株価が急落。10数分後にビットコインも下落に転じ、179万円まで急落したことで、今日の上げ幅を帳消しにしました。
その後は買い戻しが進み、急落前の午前中の価格である185万円前後で推移しています。
◆ビットコイン(BTC/JPY)1時間足チャート
ビットコインの時価総額が過去最大に
ビットコインの価格が200万円に迫るなか、米ドル建ての時価総額が最大になりました。
出所:CMC
11月18日午後1時時点での時価総額は、3367億ドル(約35兆円)。2017年12月17日に付けた3348億ドルを超えてきたことになります。
なお、2017年12月に米ドル円は112円60銭付近であったため、日本円建てでは37兆7000億円ありました。そのため、円建ての時価総額が最大になるには203万円を越えてくる必要があります。ただし、その際は日本と韓国でビットコインの価格が欧米よりも10%ほど上に乖離しており、バブル感が漂っていました。そのことから、米ドル建てを基準とすることが一般的のようです。
そして、この間にビットコインはおよそ151万ブロックがマイニングされました。ビットコインの価格を185万円で計算すると2兆8000億円ほどの価値が生まれたことになります。