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第3回LONGHASHミートアップ! IoTの未来を創る「MX Protocol」

筆者: 菅原 文太

 

7/19(木)、「LONGHASH主催、第3回ミートアップ・MX Protocol」が都内のオフィスで開催されました。

ミートアップでは、Machine eXchange Coin(MXC)社団法人の代表Xin Hu(シン・フー)氏が、同プロジェクトのビジョン、プロダクト内容及び今後の事業戦略、設立に至った経緯について説明しました。

MXCは「MX Protocol」の開発を進めており、2018年第4四半期にはリリースを予定しています。

背景

MXCチームは、LPWANエンドツーエンドのサービスプロバイダーで世界をリードしているMatchXというチームから独立してできました。

2017年にIOTAと業務提携をし、また、ボッシュと台北市政府の共同プロジェクトにも深く関わってきました。

LPWANとブロックチェーンをコネクトするアイディアが生まれ、全世界の企業と個人のために、シェアリングネットワークを構築したいと考え、このプロジェクトはスタートしました。

ブロックチェーン技術が解決するIoTの難所は主に、データの価値をネットワークに送ること、またはデータの記録や物体間の相互支払いコンセンサスメカニズムにあります。

現在、大企業のデータが氾濫している中、効果的な利用や記録ができていないことが最大の問題となっています。

これらを解決したいと、最高のドメインプロトコルを開発し、2020年全世界進出を目標にし、日本を始め40カ国でLPWANネットワークシェアリングとIoTデータシェアリングを行います。

2018年8月にウォレットの開発を完成、年末に最初の入札コンセンサスメカニズム発売、2019年にACCモジュール発売、2020年にはチェーンデータマーケットトランザクションの完成を予定しています。

設立メンバー 紹介

最高責任者 Xin Hu(シン・フー)  

IoT業界で8年間の経験があります。パリ第六大学とベルリン工科大学を卒業し、EUの奨学金対象者となり、ドイツ最大のIoT会社Relayrでコアエンジニアを務めています。

複数の国際トップジャーナリストの記事と複数のIoT特許を所有しています。

2016年にはリーダーとしてチームをラスベガスのCESベストイノベーション賞に導きました。

最高技術責任者  Vlad Karl(ヴラド・カール)

複数のテクノロジー企業で、CTOとして数百人規模のチームを管理し、ネットワークおよびセキュリティー開発に18年携わりました。

最高執行責任者 Aaron Wagener(アーロン・ワグナー)

国際的メディア会社Burdaでエグゼクティブとして14年の国際市場開拓の経験があります。

投資機関  

Pre-angel、Atlantic Labs、H-chain Labs、Skycoin Foundation、Blockasset、fenbushi

ブロックチェーン業界の現状

シン・フー氏は「IoT、ブロックチェーンというのは今まさにバズワードであり、様々な場面で耳にします。しかし、そのほとんどが仮想通貨の売買で利益を生もうというものに限定されています。ブロックチェーンというのはそれだけではありません。そういった狭い認識というのは、ブロックチェーン業界全体にとって大きなマイナスという風に考えています」

と、ブロックチェーン業界の現状について言及しました。

MXCを説明するシン・フー氏

MXC設立の経緯

設立の経緯については次のように述べてました。

「IoT業界が抱えている課題をどのように乗り越えていくのか。人々にもっと技術を活用してもらうために何ができるか考える。それがMXC設立の経緯です。」

他社との違い

さらに、「既に世の中にはIoT企業やブロックチェーン企業が沢山ありますが、それら企業が行っている事はアプリをつくっているだけです。MXCはこの業界で初めてブロックチェーンと実際のモノ(具体的にはセンサーやネットワークデバイス)をつなぐ事を実現しました。私はブロックチェーンというのはあくまでもツールでありそれ自体が目的ではないと考えています。」

と、既に存在する多くの企業との違いについて語りました。

将来のビジョン

また、「ブロックチェーンは将来、身近に感じる事が出来て、みんなで使う事ができるようになる物だと信じています。ブロックチェーンを活用する事によって人々の生活が大きく変わるんだということを知ってもらい、役に立つ物なんだと感じてもらう事が大切だと思っています。」

と将来について語りました。

(左)MXCチーム、(右)支援企業。名立たる企業が並ぶ。

Machine eXchange Coin(MXC)社団法人について

<プロジェクト関連サイト>   

・ホワイトペーパー

https://www.mxc.org/hubfs/WP/MXC_economic_whitepaper.pdf?t=1528464387954

https://www.mxc.org/hubfs/WP/MXC_technical_whitepaper.pdf?t=1528464387954

・SNS

telegram:https://t.me/mxcfoundation

twitter:https://twitter.com/MXCfoundation

wechat: MXCiot

reddit:https://www.reddit.com/r/MXCFoundation

medium:https://medium.com/mxcoin

LONGHASHについて

 

LONGHASHは次世代が活躍できる社会を目指し、今年2月に東京に最初の拠点を置きました。

その後、上海、香港、シンガポール、ドイツ、シリコンバレーに拠点を設立。

事業内容は大きく分けて2つあり、1つ目はデータ分析とメディア情報発信、2つ目はインキュベーションセンターです。

インキュベーションセンターとは、ブロックチェーン事業に携わりたい人のために、会社オフィスの提供から会社設立、会計、税務、法務、人材派遣、技術提供まで一連のサービスを提供する事です。

私たちは世間がブロックチェーンに対して賛否両論がある今だからこそ、より多くの人にブロックチェーンを理解してもらい、コミュニティーを育成していく事が重要であると考えています。

これから毎月1回、以下のテーマを元にミートアップを開催していきますので、お時間のある方は是非ご参加ください。

  • 弊社が支援する優秀な海外プロジェクトを紹介。最新の技術や海外トレンドを共有したり、対面式でプロジェクトのコアメンバーと交流の場を作る。
  • 今さら聞けないブロックチェーン知識を徹底解説。国内のキーパーソンを招き、詳しく基礎知識から教えます。

 

また、Twitterでは日本語、英語で日々情報発信を行っています。ぜひフォローしてください。

LONGHASH

菅原 文太

菅原 文太

2017年春頃から仮想通貨投資を開始。 ビットコインやアルトコインのほか、ICOやマイニングにも興味を持つ。 仮想通貨に関わるセミナーの参加や取材なども行い幅広く活動。 その調査能力を買われ『みんかぶ 暗号資産(みんなの仮想通貨)』のライターとして採用される。 草コインが大好物らしい。

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