今週のビットコインは下降ウェッジを上にブレイク。しかし、90万円では足踏みし反落、ブレイクした価格帯まで落ちる動きとなっています。
現在の価格は10月の安値付近であり、ここで踏ん張れるかどうか重要でしょう。
ここを下抜けてしまうと、83万円の水平ゾーンまでサポートラインが存在しない状態となってしまいます。
ビットコインはここからどう動くのでしょうか。
今後の売買戦略を考えていきたいと思います。
4時間足チャート分析
まず4時間足から見ていきましょう。
150万円の高値から引ける赤色の下降トレンドラインが、最も重要なレジスタンスラインとなっています。10月に入ってから一度もタッチすることができていない状態です。
◇ビットコイン(BTC/JPY)4時間チャート
このラインはかなり意識されているポイントのため、今後上昇していった場合、一度はここで売りを狙う予定です。
現在のビットコインは、ポジション調整が進んでいるように見え、上がってはやれやれの売りに押されるような展開となっています。出来高も増えてこないため、このレジスタンスラインを上にブレイクするには、大きな材料か時間が必要だと考えています。
2時間足チャート分析
2時間足チャートでは奇麗な三角保ち合いを形成。現在は下限ギリギリの位置にあります。
◇ビットコイン(BTC/JPY)2時間足チャート
ここを下抜けてしまうと、上述した通り83万円の水平ラインまで下値余地がありそうです。
ですが、まだまだ三角保ち合いでの煮詰まりが足りないため、もう一度89万円付近まで上に伸びるのではないでしょうか。そのため、個人的には買いポジションを保有しています。
直近の下降ウェッジも上にブレイクしているという部分を見ると、この三角保ち合いも上にブレイクするのではないかと思っています。
8月からのビットコインは、レンジに次ぐレンジであり、上がったら売り。下がったら買い。トレンドラインと水平線を意識したトレードを行っていれば、収益が上がりやすくなっているように感じます。
イーサリアム4時間足チャート分析
ビットコインの方向感に迷った時に参考となるイーサリアムのチャートを見ていきましょう。
◇イーサリアム4時間チャート
イーサリアムは前回の記事で上昇チャネルを割り込んだ後に、下降チャネルを形成して推移しています。
現状は下落トレンドですが、この下降チャネルを上抜けした場合はビットコインの上昇判断の材料となるため、こちらにも注目しておきたいですね。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。