仮想通貨のステラルーメン(以下、ステラ) は2014年にリップル社の元CTOであるジェド・マケーレブ氏が開発した個人間送金向けコインです。記事執筆時点(2020年1月10日)では時価総額が世界第11位となっています。
2019年11月12日にコインチェックが、日本で初めて取り扱いを開始したことで注目を集めました。
参考:コインチェック、仮想通貨「ステラルーメン」の取り扱い開始 11月12日から
さらにコインチェックが日本で初めてステラを上場させた1カ月後の12月4日に、今度はGMOコインがステラの取り扱いを開始しました。このことから、ステラへの注目度が国内で非常に高まっていることが分かります。取り扱い開始を受けてステラの知名度が向上し、買ってみようという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「ステラの買い方」について説明します。
ステラがどんな仮想通貨なのか知りたいという方は、下記の記事を参考にしてください。
参考: 仮想通貨ステラ(XLM)とは?特徴や開発の歴史を紹介
1. ステラを買うことのできる国内取引所
ステラを売買することのできる国内取引所は、※コインチェックとGMOコインのみです。しかし、ステラは時価総額の大きいこともあり、グローバルでは50以上の取引所で取り扱われています。
※2020年3月1日時点
知名度と規模を見ると、グローバルでは以下の4つの取引所が主要といえそうです。
- ・Binance (BNB、BTC、ETH、USDT)
- ・LATOKEN(USDT)
- ・BITTREX (USDT)
- ・Kraken (USD)
売買代金では、LATOKENが1日15億円ほどを誇り、これはバイナンスの5倍以上となります。
なお、みんなの仮想通貨のステラの価格情報はバイナンスより取得しています。
今回は、コインチェックでのステラの買い方を説明します。
2. コインチェックでのステラの取引
コインチェックは2014年8月に運営開始した仮想通貨交換業社です。マネックスグループの傘下企業で、国内最多の仮想通貨の取り扱い数を誇ります。
ステラは※販売所でのみ売買が可能となっています。
※取引所は個人間取引、販売所は企業(この場合はコインチェック)を相手に売買
コインチェックでのステラの購入条件は、以下の通りです。
- ≫販売所のみでの取り扱い
- ≫手数料無料
- ≫スプレッドが約3~7%
- ≫最低500円から購入可能
加えてコインチェックのスマホアプリ(DL数:250万)は、投資未経験者にとって非常に見やすいものとなっており、仮想通貨から投資家デビューするという方でも操作しやすいインターフェースであると評判です。
そのため、ここではスマホアプリでの買い方を画像を交えて説明します。
3. 実際の購入手順
3-1. 口座を用意
まだ口座をお持ちでない方は、まずは口座を準備しましょう。コインチェックでの口座開設の方法は、『Coincheck(コインチェック)の登録・口座開設手順を画像付きで分かりやすく説明』で具体的に分かりやすく解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
3-2. アプリを開く
既に口座を開設されている方は、コインチェックのスマホアプリを開いてください。以下のような画面が出てきます。
3-3. ステラルーメン(XLM)を選択
画面を下方にスクロールしてステラルーメン(XLM)をタップします。
すると、チャートがステラに切り替わります。次に画面下部の【購入】をタップ。板はありませんので、指値注文はできず成行注文のみとなっています。
3-4. 購入金額設定
購入金額の入力画面に移行するので、購入したい金額を入力します。
なお、最低購入金額は500円相当のステラです。XLMが5円の場合、100XMLから購入可能です。
日本円が入っていない場合はクイック入金・コンビニ入金・銀行振り込みのうちいずれかを選択して入金を行いましょう。
3-5. 購入完了
既に日本円がある場合は、購入完了となります。
保有しているポジションを確認しましょう。
【購入完了後の画面を追加】
まとめ
今回はステラを取り扱っている取引所と、コインチェックでのステラの買い方について説明しました。
キャッシュレス決済が当たり前になりつつある現代で、個人間決済に特化したステラは将来性のある仮想通貨と言えそうです。
海外の方が売買が盛んですが、いきなり国外の取引所を利用することは言語の違いや送金の手間など難しい部分があります。ステラの売買に興味を持たれた方は、まずはコインチェックで取引を始めてみてはいかがでしょうか。