暗号資産FXが人気のGMOコインですが、10月から12月にかけてスプレッドが徐々に縮小してきております。
11月に入ってからは、ビットコイン(BTC/JPY)のスプレッドで280円を提示する時も出てきました。
ビットコインの価格が100万円台から80万円台まで下落したためにスプレッドが縮小したとも考えられますが、ディーカレットのスプレッドを見ると400円と変わっていません。
11月20日のスプレッドと12月9日のスプレッドを比較してみると、ビットコイン以外にもイーサリアム(ETH)とビットコインキャッシュ(BCH)のスプレッドが劇的に縮小していることが分かります。
11月20日
12月9日
◇GMOコインの暗号資産FXのスプレッドの変化
- ビットコイン:382円 → 280円
- イーサリアム:30円 → 18円
- ビットコインキャッシュ:80円 → 40円
- リップル&ライトコイン:変わらず
※スプレッドは変動しており、掲載している数値は相場が変動していない時に取得
この間、DMM Bitcoinのスプレッドを見ると、大幅とまではいかないまでも縮小。
一方でディーカレットは、リップルとビットコインキャッシュ、ライトコインは縮小していますが、イーサリアムは20円から30円に拡大しています。
なお、みんかぶ暗号資産には掲載されていませんが、TAOTAOのビットコインのスプレッドは500円程度とやや広い状況。
しかし、昨年はスプレッドが1200円程度であったため、この1年で半分以下に縮小している状況です。
レバレッジの倍率が引き下げられるとともに、取引量が減少し流動性が低下したと思われる厳しい状況にもかかわらず、ユーザー獲得に向けた交換業者の企業努力が感じられます。
暗号資産(仮想通貨)交換業者の主な収益は販売所とレバレッジ取引と言われているため、FX同様にスプレッドを縮小して新規ユーザーの獲得を目指す動きが続くのではないでしょうか。
国内業者はレバレッジの倍率では海外業者に勝てない一方、スプレッドの狭さや取引しやすいアプリには定評があります。ここで頑張ってほしいですね!
2020年にはさらにスプレッドが縮小している可能性があり、トレーダーにとっては嬉しい限りですね!