約2週間ぶりの相場予測になります。2月12日に115万円まで上昇したビットコインは、高値圏で乱高下した後に3日間で約10万円下落。しかし、1月末の高値である104万円にサポートされてしっかりとした買いが入りました。この水準はレジスタンスラインからサポートラインへと転換した節目だったため、テクニカル的にも反発しやすい価格帯でした。その後は一晩であっという間に上昇し、記事執筆時点では112万9000円の高値をマークしています。
もともと地合いの良かったイーサリアムは、年初来高値に迫るほどの反発を見せました。
それでは時間軸を分けて、相場を分析していきます。
4時間足チャート分析
4時間足レベルではオシレーター指標のダイバージェンス(逆行現象)が発生していました。そのため、トレードではレバレッジをかけたロングポジションの構築は控えめにし、コツコツと現物でポジションをつくっていく戦略をとっています。
ダウ理論で見た場合、4時間足と日足が明確な上昇トレンドになっているため、安易な逆張りはしないことを心がけていました。
一度チャネルラインを割り込んだものの、104万円台で急反発し回帰しています。そのため、まだまだ上昇トレンド継続と捉えており、
損切りをチャネルラインの下限と決めて、適度に利食いを入れながら取引していく予定です。
1時間足チャート分析
1時間足チャートを見ると、下降トレンドラインに沿って下落していました。18日に下降ラインを突破し、ポジション調整をこなした後は買いが入りやすくなり一気に需給が逆転した模様です。
戻り高値である110万円を上抜けたため、1時間足も上昇トレンドが確定しました。107万円を割り込み上昇チャネルを下抜けた時は、多くの投資家が焦って買いポジションを投げ売りした様子が伝わってきました。しかし、注目すべきは104万円付近のレジスタンスラインでは力強い反発が見られ、すぐに上目線に戻ったことでしょう。
さて次のターゲットですが、まずは先週の高値である115万円が意識されます。そこを超えてくるのかどうか、その売買戦略とシナリオについて細かい時間軸で考えていきます。
5分足チャート分析
5分足チャートを見ると、トレンド発生前によく見られる三角保ち合いが形成されています。
通常であれば上位足のトレンド方向に抜けていくため、115万円突破へのシナリオがセオリーとなります。そのため、三角保ち合いを上抜けした場合は、積極的に買い増しを行いたいと思います。
もし、下抜けてしまった場合は、まずは買いポジションを一部決済し様子見しながら、どこまで走るか見極めたいと思います。この下抜ける場合ですが、参考としてビットメックスの資金調達率が依然として買い手側の支払いの状態が続いていることが挙げられます。今日の21時には一段と高くなっているため、そこでポジションが変化することで下抜けとなるシナリオも考えておくべきだと思います。
出所:bullbearanalyzer
現状のメインシナリオとしては、どの時間軸でも上方向を向いています。昨晩はCNNでもビットコインの半減期が取り上げられたことから、昨年の40万円から150万円までの大きな波の途中ではないでしょうか。
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— Julia Chatterley (@jchatterleyCNN) February 18, 2020
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このビッグウェーブに最後まで乗り続けられるように、無理のないポジションを構築していきたいと思います。