11月半ばから大きく上昇したリップル(XRP)。11月24日には70円台を突破し、グローバルの売買代金は3兆円超。国内でリップルが最も取引される取引所ビットバンクでは200億円を超える規模の売買代金となっています。
当サイトのPVもリップルのページがビットコインを超える規模となっており、久しぶりのリップルウィークとなっています。
そうしたなか、話題になっているのが、交換業者間での価格差。仮想通貨のアービトラージといえば、ビットコインが一般的ですが、送金時間の早いリップルやイーサリアムの方が行いやすいといえます。
ただ、ビットコインよりも価格差が開くことが少なく収益を上げづらい通貨でした。
しかし、ここ最近の相場の盛り上がりで交換業者間の価格差が大きく開きました。
特に、国内と海外では1%から8%程度開いている状態が数日間続いていました。
当サイトのチャートの下には、国内と主要海外業者の価格情報を表示しています。
また、各交換業者の売値と買値を取得し、最適なアービトラージが行える交換業者をリアルタイムで表示しています。
※交換業者のAPIや通信速度次第で若干誤差が発生する場合があります。
こちらの場合では、Binanceでリップルを購入し、bitbankで売却すると1XRPあたり0.503円の差益が取れる可能性があるということを表しています。
もちろん相場はリアルタイムで動いており、送金時間を加味する必要がありますが、価格が安い交換業者はしばらく安くなっている傾向があります。
送金の早いリップルであれば、比較的に難易度は低く、アービトラージに慣れていない投資家にとってもやりやすい仮想通貨ではないでしょうか。
気を付けておきたいことは、ビットコインよりも流動性が乏しいため、売買する枚数には注意が必要です。そのため、双方の板をチェックした上での取引を行うようにすると良いでしょう。