どーも!
消耗してますか!
11月はICOというテーマをピックして集中的に書いていきたいと思います。
今月の第1回目のコラムが11月の半ばという、何とも締切に追われそうな展開ですが、どうぞ、お付き合いいただけたらと思います。
さてさて、ICOをテーマにということで
- ・ICOとは
- ・ICOを投資する上での考え方
- ・ICOの探し方・投資判断
- ・ICOの参加方法
etc
に分けて、書いていきたいと思っています。
日本でもICOを実施する企業が増えてきたりと、ICO自体がだいぶ浸透してきたイメージがあります。
僕自信も多数のICOに参加してきた中で色々と感じたことや考え方が変わってきたので、そういう部分からICOとは一体何か?というところを掘り下げて書いていきたいと思います。
ICOとは?
ICOとはInitial Coin Offeringの略です。
企業が株式を取引所に新規公開して売買をするIPO(Initial Public Offering)の仮想通貨版がICOと考えるとわかりやすいと思います。
IPOとの違いとして、株式を公開する代わりに、プロジェクトごとに独自の通貨やトークンを発行し、その通貨やトークンを売却することで資金を調達を行います。
昨年は約1億ドルだった調達額も今年に入ってから、既に20億ドルと20倍になっています。
【参考】
最近ではプロジェクト毎に設定しているハードキャップ(購入上限)も以前より上がってきており、人気のICOだとかなりの額が調達されていることも珍しくありません。
ICOバブルは終わったみたいな風潮が出てきていますが、現在でも日に日に新規のICOプロジェクトが出てきており、まだしばらくはこの流れは続きそうです。
日本でのICOの現状
僕も購入させていただきましたが、信頼の可視化のメディアプラットフォームを作るプロジェクトのALISはICOで4億円を調達しました。
また、テックビューロ社が行ったICOプラットフォームのCOMSAは100億円規模の調達を完了しました。
【参考】
これらの事例が背中を押したのか、日本でもICOを実施する企業が増えてきていたり、
ICOのコンサルサービスなどを提供する会社が増えてきています。日本でも今後、ICOは盛り上がっていきそうな気がしています。
日本ではICOに関する規制が現在は存在しないため、今後、海外のプレイヤーが日本でICOを実施するなどのことも増えてくるのではないでしょうか。
ICOのメリットとデメリット
それでは、ICOに関してのメリットとデメリットに関して考えてみましょう。
メリット
ICOを行う際のメリットとして、プロジェクト側は、通貨やトークンを売却することで資金調達を行うができます。
従来であれば株式を公開して、資金調達をするという手法だったので、株式を新規に上場させる必要がありました。
そう考えるとIPOに比べ、ICOはかなりハードルが低いことがわかります。また、株式の1枚の価値を希薄化することもありません。
ユーザー側のメリットとしては、BTCやETHを保有していれば誰でもどこでもICOに参加をすることが可能になります。(国籍によっては参加できない人もいますが)
IPOだと人気の銘柄は、なかなか参加ができないということを聞いたことがあります。
ICOであれば、送金先アドレスに通貨を送ることで、参加することができるのが特徴だと思います。
少し前は、人気のICOも即完売みたいなこともあり、買えないこともありましたが、最近ではWhitelistの導入により比較的購入がしやすくなったのも特徴でしょうか。
デメリット
デメリットとしては、現在はICOが加熱しすぎているため、ICOで資金調達を終えたけど、そのままプロジェクトに音沙汰が無いような詐欺も多くなってきています。
また、ICOを通して資金調達をしたいがために無理やりトークンを組み込んだプロジェクトも多く、それってブロックチェーン使う意味あるの?というプロジェクトも多いのが現状です。
詐欺プロジェクト以外にも、個人がフィッシングサイトを作って、資金を騙し取るなどということも増えていたりします。
個人がICOに対して投資を行うのであれば、プロジェクトの良し悪し以外にもかなり目が養われていないと難しいかもしれません。
最後に
さて、今回はICOというテーマで諸々書かせていただきました。
次回は、ICOの投資の考え方という観点から、ICOのこれからはどうなっていくのかなどを考えていきたいと思います。
また、ICOの探し方やどういうところを投資判断としているかなどを書いていけたらと思っております。
今回のICOの記事を書いていくことで、初心者の方のICOに対するハードルも下がれば良いなと思っております。
それでは!
Twitter:アラタ@仮想通貨な渋谷系ITリーマン