Stellarは、Rippleを基につくられた仮想通貨であり、個人間向けの国際決済プラットフォームです。元々異なる目的でつくられたRippleとStellarは、ついに先日銀行間の国際送金分野で競合する可能性が浮上しました。

参考:仮想通貨 Stellar(ステラ)の躍進について

では、価格や将来性についてもStellarは仮想通貨市場でRippleと明確な差を示すことができるのでしょうか。

ステラ(XLM)の価格推移

9月のステラ(XLM)のチャートを見てみると、上昇率は異なるもののRippleのチャートとほぼ同様の値動きとなっています。StellarとRippleは、よく比較されるものの全く別の目的のもとで開発された技術です。しかし、今後もしばらくは同じようなチャートを描くと予想されます。

例えば、9月18日には1XLMは22円でした。しかし、リップル(XRP)の価格が高騰するタイミングでステラも上昇を開始しており、23日時点では33円を記録しています。つまり、1週間もかからずに50%近くのもの価値の高騰を果たしていることになり、ステラとリップルのチャートの動きは、連動していると言っても過言ではないでしょう。

◇ステラ/円(XLM/JPY)4時間足チャート

ステラ(XLM)の動向

ステラは9月に入り、提携を行っているライトイヤー社がスタートアップのチェーン社を買収しています。チェーン社が今まで築いてきた顧客や商品を引き継いだうえで、Stellarのブロックチェーンによって管理を行っていくと発表しています。

また、チェーン社は資金調達の際に、VISAやナスダックからも出資を受けており、そのブロックチェーン技術は確かなものだと言えるでしょう。そして、ライトイヤー社に買収されたことによって、StellarとVISAやナスダックが提携を行う可能性を有しています。

くわえて、ドルと等価交換のできるストロングホールドUSDにステラのブロックチェーンが使用され、法定通貨とステラが直接結び付くことになります。現在でもUSDTのようなステーブルコインに対する人気は高く、既に数社がステーブルコインの発行を計画している状況です。

そして、安定通貨のブロックチェーンとしてStellarのネットワークが使用されることで、ステラの価値が高騰する可能性は非常に高いと見ていいでしょう。IBMと共同で行うプロジェクトであるブロックチェーン・ワールド・ワイヤー(BWW)においても、Stellarのシステムが世界中で使用されることになれば、その価値は揺るがないものとなります。

もっとも、RippleとIBM・Stellarを天秤にかける金融機関が現れるかは不明であり、StellarとRippleが上手く住み分けを行う可能性もゼロではありません。ステラとリップルは今後も比較対象とされる通貨であり、価格変動においても連動していく可能性が高いでしょう。

 

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