1月30日に仮想通貨交換業者のGMOコインは、取引所の現物取引とレバレッジ取引において、アルトコイン4銘柄を追加したことを発表しました。
◇追加されるアルトコイン4銘柄
- ・イーサリアム(ETH)
- ・ビットコインキャッシュ(BCH)
- ・ライトコイン(LTC)
- ・リップル(XRP)
これにより、GMOコインで取り扱いのある5銘柄が全ての取引サービス(販売所、取引所、仮想通貨FX)において取引できることとなりました。
国内の仮想通貨の取引所は、アルトコインによっては販売所方式でしか買えない通貨も多く、板での取引はユーザーにとって嬉しいサービスといえるでしょう。
なお、レバレッジ取引におけるアルトコインのレバレッジは5倍となっています。
取引板の厚さをチェック!
さて、ここでGMOコインの取引所(現物)の板と同じアルトコインの取り扱いがあるBITPointの取引所(現物)の板を比較してみたいと思います。
取引手数料は、BITPointが無料なのに対してGMOコインは現物取引は少しだけ必要( Maker:0%、Taker:0.01% )となっています。
この程度であればほとんど変わりませんので、板が厚い取引所で買った方が有利ですよね。
サービスが開始したばかりで、あまり流動性がないかもしれませんが、5つの銘柄の板を確認してみましょう!
ほぼ同時刻の板の画像を比較してみます。
左がGMOコイン、右がBITPointとなります。
ビットコイン(BTC)
- GMOコイン:売り板 約6BTC 買い板 約6BTC
- BITPoint:売り板 約6BTC 買い板 約2.5BTC
結果:GMOコインが有利
リップル(XRP)
- GMOコイン:売り板 約12,000XRP 買い板 約5,000XRP
- BITPoint:売り板 約60,000XRP 買い板 約28,000XRP
結果:BITPointが価格も安く有利
イーサリアム(ETH)
- GMOコイン:売り板 約85ETH 買い板 約111ETH
- BITPoint:売り板 約12ETH 買い板 約261ETH
結果:BITPointの方が価格も安く有利
ビットコインキャッシュ(BCH)
- GMOコイン:売り板 約24BCH 買い板 約18BCH
- BITPoint:売り板 約29BCH 買い板 約9BCH
結果:GMOコインの方がやや有利に思える
ライトコイン(LTC)
- GMOコイン:売り板 約171LTC 買い板 約66LTC
- BITPoint:売り板 約14LTC 買い板 約35LTC
結果:GMOコインの方がやや有利に思える
まとめると、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコインの売買ではGMOコイン。
リップルとイーサリアムの売買ではBITPointが有利ではないかと判断できました。
ただ、時間帯によって板の厚さは変わってきますし、GMOコインの板取引は始まったばかりです。
今後、サービス内容が知られることによって板の厚さも出てくると思いますし、そうするとアービトラージ取引のチャンスも増えるでしょう。
仮想通貨市場でリップル(XRP)が動意づいてきたなか、こういった国内取引所のサービス拡大は良いニュースです。
GMOコインは仮想通貨FXのスマホアプリが使いやすいことでも人気がありますので、是非一度使ってみてくださいね!
参考:仮想通貨FXが人気で口座数20万!東証一部上場企業のグループGMOコインに取材