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ベネズエラ政府が肝いりで創設して運用してきた「ペトロ」という暗号資産があります。独裁的な政治体制によって米国から経済制裁を食らっている同国ですが、その制裁逃れのために国が作ったともいわれる暗号資産です。産油国である強みをいかして石油担保型という珍しい暗号資産だったのですが、そのペトロがあえなく2024年1月15日運用停止となります。つまり、大コケしたわけです。
ビットコインからのハードフォークで誕生した派生的なコインである、ビットコインキャッシュ。ビットコインは伝統的な暗号資産であるだけに処理速度などに課題があるとして、それを改善するために誕生しました。いわばビットコインの兄弟分ともいえる暗号資産ですが、そのビットコインキャッシュが本家であるビットコインよりも先に半減期を迎えつつあります。
2024年のビットコインは、実に話題豊富です。1つは半減期、もう1つはETFの上場です。いずれもビットコインの価格上昇要因なので、市場もしっかりそれを受けて高騰が起きています。
2024年1月の仮想通貨(暗号資産)業界は、ビットコインETF上場の話題でもちきりです。2023年夏頃からビットコイン現物ETFの上場申請が行われ、米国SECがその申請を承認するかに世界中が注目していました。注目しているのはもちろん、ビットコインをはじめとする暗仮想通貨の価格に多大な影響を及ぼすからです。
ビットコインは仮想通貨(暗号資産)の筆頭格で、今もなお時価総額で断トツの1位です。そんなビットコインは価格の高さゆえにマイニングの競争も激しく、個人レベルで報酬を得るのは困難だといわれています。そんなビットコインの世界において、なんと個人のマイナーがブロックの生成に成功し、2,000万円以上の報酬を手にしたというニュースが流れました。
2024年1月、遂にビットコインの現物に投資するETFが上場しました。米国のブラックロック社が上場の承認申請を出してからというもの、常に承認審査の動向がビットコインをはじめとする暗号資産相場に影響を与えてきました。そのETFが遂に上場を果たし、暗号資産界隈でも大きな注目を集めています。
かつてのマイニング大国として知られる、中国。ビットコインなど主要な暗号資産のマイニング市場で世界トップのシェアを占める名実ともに世界一のマイニング大国でした。「でした」と過去形にしているのは、中国の当局が暗号資産を問題視した結果、マイニングはおろか決済や所持なども全面禁止にしたからです。
ビットコインのマイニングは、あらゆる暗号資産のマイニングの中でも難易度が最も高く、それでいて最も高い報酬が期待できます。マイニングの競争においてはマシンスペックがとても重要なので、マイナーたちは高性能マシンを揃えてビットコインのマイニングをしています。
仮想通貨(暗号資産)バブルといわれた時代にはビットコインが700万円を突破したことが話題になりました。その後は低迷期があったり、回復期があったり。ビットコインやイーサリアムといった暗号資産の中でも代表格と言われるような通貨には実需もあるので、無価値になることはなく推移してきました。
マイニングには超ハイスペックの専用機が必要になると思っている人は多いと思いますが、それはビットコインなど一部の人気通貨の話です。
中南米のエルサルバドルというと、世界で初めてビットコインを法定通貨にしたことで有名な国です。ビットコインを法定通貨にしたことを皮切りに「ビットコインシティ」を計画するなど、仮想通貨(暗号資産)シフトを鮮明しているエルサルバドル。
仮想通貨(暗号資産)のマイニングによって大量の電力が消費され、それが環境負荷を高めている・・・という論調が世界を駆け巡りましたが、今ではそういった話がそれほどクローズアップされなくなっているように感じます。
マイニングで仮想通貨(暗号資産)の報酬を得ると、それをウォレットに保管する人が大半でしょう。セキュリティや利便性を考えると、ホットウォレットといってオンライン上のウォレットに保管するのが一般的です。
仮想通貨(暗号資産)のマイニングは、これまでさまざまな変遷を遂げてきました。それまで誰も予想もしなかったような新しいビジネスだけに迷走してきた部分もありますが、それも昔の話。今回は、CPUから始まったGPU、そしてASICへと進化してきたマイニングの今昔を振り返ってみたいと思います。
仮想通貨(暗号資産)の価格下落や競争の激化、さらに電気料金の高騰など、仮想通貨マイニングの事業環境悪化が指摘されています。「もはやマイニングはオワコン」という声も聞かれますが、実際にはどうなのでしょうか。オワコンだと言われていたのがただの噂で、逆に大手機関投資家はマイニングビジネスに熱い視線を送っています。
ビットコインのマイニングは競争が激しく、高性能マイニングマシンが世界中で稼働しているせいで、それが環境負荷を高めている・・・という話はずいぶん前からあります。確かに事実ではあるのですが、その後業界のさまざまな努力によって、現実は一変していることをご存じでしょうか。
暗号資産のマイニングには、大きく分けて2つの種類があります。ひとつはPoWで、もうひとつはPoSです。 代表的な銘柄としてビットコインとイーサリアムは暗号資産の時価総額の1位と2位を占める不動の二大巨頭ですが、この両者はそれぞれビットコインがPoWで、イーサリアムがPoSです。この2つのマイニングは何が違って、今後どう展開していくのでしょうか。マイニング投資家の視点で解説します。
仮想通貨(暗号資産)の投資には、大きく分けて2つの形があります。1つは値上がりしそうな仮想通貨を保有して値上がり時に売って利益を狙う方法、もう1つはマイニングです。
Dropboxというと、世界的に普及しているクラウドストレージサービスです。他にクラウドストレージはいくつか有力なサービスがありますが、Dropboxは早い時期から大手として君臨してきただけに実績も豊富で、特に法人や官公庁など高い信頼性が求められる顧客を多く持っているところに強みがあります。
2024年に迫っているビットコインの半減期に向けて、ビットコインマイニングへの影響を考察するシリーズの後編です。前編と中編では背景やマイニング事業者への影響などについて考察していますので、そちらに興味がある方は前編や中編からお読みいただくと理解が深まると思います。