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【BTCFX】ビットコイン想定通り急落!値動きだけで見極める次なる展開

筆者: 御堂 唯也

現役トレーダーの御堂唯也です。

今回も想定通り保ち合い相場を下抜け、急落に至ったBTC相場。

今週も値動きだけに集中したBTCFX戦略をお送りいたします。

※これまでの分析コラムをまだ読んでいないという方は、先にこちらをご一読ください。

【マクロ視点】
ビットコイン65万円割れは時間の問題?現役トレーダーが値動きだけで解説
ビットコイン、ガチで勝ちたいならバブルを忘れろ!これが相場の本質だ!

【ミクロ視点】
【BTCFX】値動きだけでレンジ相場の方向性を先読む分析術
【BTCFX】初動を逃がすな!ヤバすぎるBTCFX戦略
【BTCFX】想定どおり急落した今、見定めるべきポイント!値動きだけで解説 
【BTCFX】方向感のない相場?値動きの右側は値動きだけで見極める

ビットコイン円(BTC/JPY)月足チャート

月足を見ると、これまで時の経過と共に実体が切り下がってきたことがうかがえる。

10月のローソク足も同様、まるでトンカチに上から叩かれているかのような相場を形成している。

私のBTC相場に関するマクロ視点のコラムを読んだ方ならもうお分かりだと思う。

これは紛れもなく、買いに対して売りの圧力が強まり始めた兆候。

そして9月に形成したローソク足「コマ」。

以前から何度もご説明しているように、月足という比較的大きな時間軸で、このような投資家の気の迷いを表す「コマ」が出現した場合、翌月にその迷いを引き継ぐ事が非常に多い。

現に10月のBTC相場は2度の急落を形成しただけで、ほとんどの時間を方向感のない保ち合い相場で過ごしてきた。

多くの投資家が指をくわえて方向性を見定めようとした10月。

ついに方向性が定まった。

10月は寄り付いてからほぼ始値を上抜く動きが無く、保ち合いながらもひたすら下を目指し続けてきた。

つまり、方向性は定まった。

また、これまで試すごとに大きく一過性の自律反発を生じさせてきた65-68万円の分厚い領域(青い描写)。

もはや試すごとに自律反発が限定化され、今ではこの水準にベタベタへばりつくように価格が推移。

こうなれば多くの投資家たちが異変に気付き始めるだろう。「もしかして」と。

65万円割れを的とする中期的下落がじわじわと現実味を帯び始めている。

ビットコイン円(BTC/JPY)週足チャート

週足、直近では逆U字を2回連続で形成。

この逆U字は天井を固め力を蓄えてから下落に転じる分、逆V字よりも下落圧力が強い傾向にある。

さらに注目すべきは反発⇒急落に転じるまでのトレンドサイクル。

  • ・1回目:68-69万円の買いの厚い領域を試した際、反発⇒急落に転じるまで相当な時間を費やした
  • ・2回目:68-69万円の買いの厚い領域を試した際、反発⇒急落までの時間が前回よりも明らかに早くなった

まぎれもない相場環境の変化、下落のパフォーマンスが時の経過と共に強まり始めている。

さらに日足ではもっと鮮明にわかる事がある。

ビットコイン円(BTC/JPY)日足チャート

68-69万円の買い厚い領域(青い水準)を試した際の値動きに注目。

この水準を試すごとに荒々しい値動きから落ち着きのある値動きに変化し始めた。

これは下落を阻む買い手が徐々に消え始めた証拠。

これまでこの水準を明確に割り込むような展開は一切無く、むしろこの水準まで値が落ちるとかなりの買いが仕込まれてきた。皆一つの成功体験を信じるからだ。

バブルを形成した時もそう、皆が安くなった段階で買えば儲かると思っている。

同じ。

これまでBTC相場では一切この水準を割り込むような展開がなかったがゆえ、「今度こそはここから上がる!」

「割り込む展開はない」という意見も分かる。

が、それは妄想に近い。

これまでの相場環境の前提を、今の相場環境に押し付けてはならない。

180度違う。

時間をかけて上げてきた水準を一瞬で打ち消す環境。

私が8月から売り一択で戦ってきた理由はこれを織り込んでいたから。

現に急落→下げ止まりまで全て的中させてきた。

ビットコイン円(BTC/JPY)4時間足チャート

更に4時間足では、これまでなかなか割ってこれなかった水準(青い水準)を時間をかけて何度も割ってきた。

ここで相場の原理原則をおさらいしよう。

投資家は、時間をかけ何度も挑戦し、ようやく割り込んだ水準を意識する。

つまり、これまで買いの厚かった領域は、次に売りの厚い抵抗領域と姿を変える。

断続的に上は重い。

言い方を変えれば上値不安が限定化された相場といえる。

もう分かっていると思うが、これまでのような時間をかけて保ち合いまくる展開はあまり考えられない。

まずは69万割れの売り場探しに徹する事。それが短期トレーダーの仕事。

繰り返すが、これから多くの投資家たちが異変に気付き始める。

つまり、中期的な本格下落までのカウントダウンは既に始まっている。

心得よ。

 

Twitter:御堂唯也 さくらインベスト@Mido_yuiya

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

御堂 唯也

御堂 唯也

現役トレーダー。 YouTubeで値動きのみに集中した相場分析や、短期トレードに役立つ実践知識を配信しています。 先物、FX、株式、仮想通貨、目の前にローソク足があれば全て分析可能。 コラムでは、一切テクニカルツールに頼らない特徴的な切り口で、BTCトレード戦略を執筆していきます。

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