テザー(USDT)発行を受けて上昇を続けていたビットコインは、7月10日午後11時過ぎに急落し、その後さらに20万円ほど値を下げました。

120万円を割り込んだたところで、前回上抜けした下降チャネルにぶつかり反発。その後、ビットポイントのハッキング被害の影響からか再び下落するものの、チャネルライン付近で折り返し、今日の午後4時過ぎには大きな反発を見せてくれました。

参考:ビットポイントで約35億円相当の仮想通貨が不正流出、顧客の資産は補償予定

ここから週末の相場展開について、チャート分析をしていきます。

4時間足チャート分析

テザー発行によって、下降チャネルブレイク後に20万円ほど上昇。そのまま高値を取ってくるかと思われましたが、まさかの急落となりました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)4時間足チャート

急角度の上昇の後には一斉に利益確定も入りやすく、上ヒゲとなった後には天井圏でつかんだ人の投げ売りが起これば、連鎖的に価格を下げる要因になってしまいます。

ビットコインではよく見られるので、気をつけるようにしましょう。

そして、以前の下げ止まった日足の25日移動平均線で再度止まり、反発を見せました。

1時間足チャート分析

時間足を落として、意識されていた2本のトレンドラインを見ていきましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)1時間足チャート

意識されていた上昇トレンドラインを下抜けた後に、かなりの角度で下落しました。テザーの発行を材料として上げた後は、大口投資家や一般投資家たちの利益確定が一気に入りやすいため、けっきょく元の価格に戻ってくることが多いのです。

その後は下降チャネルラインをサポートとして、一旦の上昇を見せますが、新たな下降トレンドラインに叩かれるような展開を見せました。今日の正午に発覚した、ビットポイントのハッキングの悪材料を受けてもチャネルのサポートを割り切ることができず、ついに下降トレンドラインを上抜けしました。

1時間足のRSIがダイバージェンス(逆行)を起こしているため、前回の日足25移動平均線にタッチしてから大きく戻した時と状況は似ているように思います。

今後の展望

下降チャネルをリターンムーブ(節目を突破した後に戻る動き)のかたちで踏んで上げているため、まだまだ上値を追っていくことができるように思えます。

国内で一番取引高のあるビットフライヤー(bitFlyer)FXのチャートを見てみましょう。

◇bitFlyer ビットコインFX(BTC/JPY)4時間足チャート

ですが、このまま高値更新を目指せるかと言うと、少し難しいのではないかと思います。

その理由として、4時間足では高値を切り下げる動きが見られるため、このまま143万円付近を上抜けすることができなければ、ダウ理論としてはトレンド転換となるからです。

幸いにも、ビットポイントのハッキング被害公表後に底打ち上昇となたため、価格への影響は限定的ではないかと考えられます。目立ったレジスタンスラインは存在しないので、目先は上昇が見られそうですが、140万円台では(現物では135万円付近)利益確定が出やすいと思われます。

バイ&ホールドよりも、回転を効かせて取引したほうが利益を得やすい相場ではないでしょうか。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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