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今週の仮想通貨市場時価総額は、週中盤に大幅な下落を記録するも後半にかけて復調の兆しが見られています(第1図)。 本稿執筆時点で今週の週高値は8/11の2271億ドルで、週安値は8/14の1896億ドルとなっており、昨年の11月ぶりに市場時価総額が2000億ドル以下の水準で推移しました。
2018年下半期の仮想通貨市場規制動向の注目ポイントとして、金融活動作業部会(FATF)の規制基準が仮想通貨市場に適用されるか否かがあります。本件は、先月の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明にて、同作業部会の規制基準が仮想通貨市場にいかに適用されるかを10月に明示させるとの指示があったことで今後の注目動向として浮上しました。
仮想通貨市場時価総額は、先週6日高値(2600億ドル)よりおよそ18%の下落を記録し足元2130億ドル周辺で推移しております(第1図)。 また、8/8にはビットコインが年初来安値を示現した6/29の安値(2320億ドル)を下割れし、12日には2069億ドルの年初来安値を記録しました(第2図)。 この間、時価総額第1位のビットコインは市場時価総額を占めるドミナンスの上昇基調を維持しており、8/11には50%ラインを上抜けしました(第3図)。
仮想通貨市場 今週の仮想通貨市場時価総額は先週に引き続き下落基調となりました(第1図)。 今週の高値は8/4の2686億ドルで安値は8/9の2193億ドルとなっております。 今週の下落で、ビットコインが年初来安値を示現した6/29時点の時価総額(2320億ドル)を割り込みました(第2図)。
③ビットコインETF(米国)の申請状況 ・米国初のビットコインETF 米国で最初に証券取引委員会(SEC)へ申請されたビットコインETFは、2013年7月1日のことで、アメリカの著名な双子兄弟キャメロンとテイラー・ウィンクルボスによる取り組みでした。
7/21〜7/22にかけて開催された20カ国・地域(G 20)財務相・中央銀行総裁会議では、仮想通貨市場に多大な影響を与える動向は確認されませんでした。 しかし、7/23に発表された共同声明では、金融活動作業部会(FATF)の規制基準が仮想通貨市場に適用されるか否かを今年10月に明示させるとの意向が示されていました。
ビットコイン7000ドル割れ・他主要通貨もサポートラインを割り込む ビットコインの対ドル相場は、8/6の17:00(GMT+9:00)頃に心理的節目となる7000ドルラインを割り込み足元6945ドルで推移しております。 相場は足元一目均衡表雲上限(6960ドル)手前で推移しており、この先は雲上限上抜けか続落かに注目が集まります(第1図)。
仮想通貨市場 仮想通貨市場時価総額は、7/30日まで3000億ドルの大台目前で推移しておりましたが、30日以降は下落基調となり直近1週間でおよそ15%吐き出しました(第1図)。 ビットコインが年初来安値を示現した6/29から見ると、相場は上下の値動きを繰り返しながらも徐々に回復基調に向かっているようにも見えます(第2図)。
今週の仮想通貨市場時価総額は週中盤より横ばいから下落に転じ、週始値の2900億ドルから足元2600億ドルまで下落しています(およそ-11%)。 本稿執筆時点で今週の週高値は7/28の2999億ドルで、週安値は本日8/3の2600億ドルとなっております(第1図)。
ビットコインの対ドル相場は、米証券取引委員会(SEC)によるビットコインETF(上場投資信託)上場可否を巡る思惑に先週来大きく揺れました。 きっかけは、ETF運用会社最大手の米BlackRock(ブラックロック)社がビットコイン版ETFの可能性を探るためにワーキンググループを立ち上げた可能性があるとの7/16付けの報道でした。
仮想通貨市場 仮想通貨市場時価総額は、直近1週間でおよそ5%上昇し、足元3000億ドル手前で推移しております(第1図)。 ビットコインが年初来安値を示現した6/29からはおよそ28%の回復となり、市場は 緩やかな上昇傾向にあります(第2図)。
市場動向 今週の仮想通貨市場時価総額は、週後半にかけて大幅な上昇を記録し、7/25には3047億ドルの週高値をつけましたが、7/27早朝より急反落しております。
仮想通貨の価格やチャートに関わる8月の注目すべきイベントをまとめました。 仮想通貨のマーケットは変動が激しく、規制動向やカンファレンスなどイベント動向が価格に与える影響も比較的大きいものとなっています。 仮想通貨を購入する際には必ずチェックするようにしましょう。
6/29(日)にビットコイン対ドル相場が年初来安値を更新して以来、仮想通貨市場では横ばいの値動きが散見されていました。 こうした中、ビットコインは7/16(月)〜7/17(火)にかけて急進し、その後も他の主要通貨がレンジ相場内を推移する中、7/23(月)から更なる上昇を記録、7/24(火)には大陽線を生み出し節目となる8000ドルの大台を上抜けしました。
リップルは国際送金の問題解消を目指して開発された、送金プラットフォームです。数々のソリューション機能を備え、迅速かつ正確な送金がいつでも可能です。現在、リップルは国内外の主要な銀行での受け入れが進んでいる点も注目に値します。
暫く上値の重い展開が続いているXRPの対ドル相場ですが、7/18時点でテクニカル的に上抜け感もでてきております(転換線が基準線にほぼ到達し、ローソク足も転換線と基準線を上回っていることが確認できます)。もっとも、市場参加者の関心は、やはりXRPが「証券」に該当するか否かが大きいと考えます。
仮想通貨市場時価総額は、直近1週間で10%回復し、足元2800億ドル台で推移しております(第1図)。 ビットコインが年初来安値を更新した6/29から見ると、市場時価総額は20%回復しており(第2図)、相場が徐々にトレンド転換へ向かっているようにも見受けられます。
日本時間の7/21(土)、22(日)にかけてアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明が本日発表されました。 今回のG20では、高まる貿易摩擦に主に焦点が当てられ、注目されていた仮想通貨の国際的な規制に関しては大きな動きはありませんでした。
市場動向 今週の仮想通貨市場時価総額は、週前半から中盤にかけて好材料が重なった上にビットコイン対ドル相場でテクニカル的に複数トレンド転換兆候(サマリー参照)が出たことで上昇基調を維持し、一時は3000億ドルの大台まで回復しました(第1図)。
皆さんもご存じかもしれませんが、仮想通貨には法定通貨のような実体がありません。 仮想通貨を管理するためには、現金でいうところの財布のような役割を持つウォレットが必要になります。 今回は、時価総額ランキングでも3位に位置する人気銘柄リップルを保管できるウォレットを紹介します。